とみつか幼稚園 年長の最大のイベントである「お泊り保育」。子ども達は、進級したときから楽しみにしていた行事です。今月は、「お泊り保育 特集」と銘打って、詳しくお知らせいたします。
大きな荷物を持って登園してきた子ども達は、どの子も元気一杯!! 送ってきていただいた保護者の方のほうが、不安そうな顔をしていたように感じました。さぁ、お泊り保育の始まりです!!
まずは、自分の昼食は自分で作らないと食べれません。
エプロンをつけて、カレーとスペシャル・ゼリーを作ります。
中には、お家で練習をしてきてくれた子も。全ての作業に必ず参加しないといけません。(なかなか、厳しいです)
年長が栽培していた「とうもろこし」。収穫して夕食に食べる予定です。(ちょっと足らなくて、足しましたが、ちゃんと収穫できましたよ。足したことは子ども達には、秘密にしておいてくださいね。)
園長先生に味見をしていただきました。いつになく真剣な表情の子ども達。
園長先生の一言に、ほっと一安心です。
どのクラスもおいしくできました。もちろん、大鍋2つ分は、あっという間に完食されました。中には、「お母さんのより、おいしい」という子も。自分で作ったカレーは格別のようです。
続いて弁天にある「ウォット」へ出発です。ここは「浜名湖をみて、さわって楽しもう!」という、浜名湖の生き物たちとふれあってもらうための施設です。
編集長は、留守番のため、カメラマンに全てを託して、お見送りです。
幼稚園に帰ってきて、さすがに全クラス一緒には行動できないので、おやつをいただくクラスと銭湯に行くクラスに分かれます。
まずは「おやつ」のクラスから。
今年は「カキ氷」です。富塚銀行発行の100円硬貨を握り締め、職員室前に行きます。お店の「お姉さん(?)」の説明を聞き、購入。今年のポイントは、自分で好きなシロップを好きなだけかけていいということです。最終的には、何味?という子もいましたが、自分的には満足の味だったようです。
次は、銭湯へ行ったクラス。
浜商前の「松の湯」さんが、長年ご好意で幼稚園の子に貸切で開けてくださっています。昔ながらの「銭湯」の経験はなかなかないと思いますが、子ども達は「ゆでタコ」のように真っ赤になって満喫していました。尚、諸事情により「はだかの付き合い」は、割愛となっています。
今年の夕食は、バイキング。子ども達が好きなものを好きなだけ取ります。好きなものをいっぱいとったり、嫌いなものはとるのをやめたり。何回も、おかわりする子もいました。そのため、今年は残り物も少なかったように感じます。自分のお腹と相談するのも、いい経験です。
第一部は、盆踊りです。
富塚学園オリジナルの「幼稚園音頭」に、和太鼓もプラスされ、提灯の灯った園庭は「夏祭り」の雰囲気いっぱいです。
そして、第二部は、「夜店」です。
カードを首から下げ、わなげ、射的、水あめ、そして お化け屋敷 をお友達とグループで回ります。伝統ある幼稚園の「お化け屋敷」では、不安な子は「魔女(先生)」と回り、ほっと一安心の表情の子も。どうも、この「おばけ屋敷」が、子ども達の一番の心配事だったようです。そして、全部のお店を回ると、ゴールでは副園長先生からごほうびのジュースをいただき、園長先生と固く握手をしていただきました。
続いて、夜のつどい 第三部は、先生達の出し物です。
なんと「AKB 8(?)」のメンバーが、スペシャル・ライブを行ってくれました!!
夜のつどい ラストを飾るのは、「とみつか 花火大会」です。
こちらも、毎年恒例の出し物ですが、年々レベルアップされています。花火職人も、「今年のナイアガラは・・・」と、満足できる出来だったようです。
夜のつどいの興奮もまだ冷めませんが、寝る準備です。もちろん、これも自分達でやらないといけません。1Fから布団とシーツを運びます。仲間と力を合わせないと、とんでもないことに。。。
それからパジャマに着替えて…Z Z Z
お泊り保育 2日目。
涼しい夜で、子ども達はぐっすり眠れたようです。ちょっと、寝ぼけ眼の子もいましたが、ラジオ体操の音楽に合わせて、少しずつシャッキリしてきました。また、朝早くの幼稚園周辺では、日頃とは違ったものが見れたり、新しい発見ができました。
布団の片付け、ラジオ体操、散歩と体を動かし、お腹が空いてきた子ども達。準備ができたら、早速「とみつかレストラン」に移動です。
ちょうど24時間で、閉会式です。
いよいよお泊り保育も終了。子ども達の晴れ晴れとした表情、先生達のちょっと眠そうだけど、満足した表情から、今年のお泊り保育も大成功だったと信じています。
年長最大のイベントでもある「お泊り保育」が、無事終わりました。年長の先生を中心に6月初めから準備を始め、作品展が終わった頃から、他の学年の先生も一緒に準備をし、この日を迎えます。「子ども達を楽しませるためには、まず先生も楽しまなくては」の気持ちでいるため、2日目の朝は先生たちも寝不足の表情の中にも、達成感を感じています。
今年は、編集長として初めての参加だったため、伝えきれない部分もあるとは思いますが、約400枚ほどの写真をカメラマンと撮影し、この「特集号」を完成させることができました。子ども達と一緒に、この特集号を見ながら、もう一度思い出話に花を咲かせていただければと思います。また、年中、年少さんは、これからを楽しみにしてくださいね。
とみつか新聞 編集長
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